12月ですね。
クリスマスリースをお花の先生から教えて頂きました。不器用ですから苦手なのですが、久方ぶりに夢中になって楽しかったです。

男性の更年期障害

講演会の中で、「男性にも更年期はありますか?」という質問を時々いただきます。

医学的には、「LOH症候群」と呼ばれるもので、女性の更年期障害に対して「男性更年期障害」と呼ぶこともあります。症状は女性の更年期と同じように、不安や不調、イライラ、やる気の低下、だるさといった鬱と間違いやすい不定愁訴が挙げられます。減少する男性ホルモン(テストステロン)の低下によるもので、若い頃とは違う人格に感じるくらい変化する場合もあり、奥様からの相談も見受けられます。個人差があるようですが、早い人で50代、60代には自覚される方が増えるようです。

女性は閉経という人生後半のドラマがありますので、加齢を分かりやすく自覚できます。早い人で40代、50代には女性ホルモン(エストロゲン)の減少による症状が出てきます。勿論個人差はありますね。更年期障害の対策サプリメントは数多く有りますが、最も注意が必要なのは、男性、女性ホルモンの減少によって骨粗鬆症に一気に向かっていくことです。骨が弱かった私ですが、27年間続けてきた風化貝カルシウムのお陰様で、骨密度は同年齢の基準で103%。何よりも私が恩恵を受けていると感じています。

食品の見直し

玉ねぎは血液サラサラ、血圧安定など生活習慣病の予防に効果が期待できることで知られています。さらに男性ホルモンの生成を助けるアミノ酸も豊富であることが明らかになりました。玉ねぎの原産地である中央アジア、西アジア、地中海沿岸などでは、5000年も前から知られているそうです。

女性ホルモンを増やすとされる食品は、大豆製品(豆腐、豆乳、納豆、きな粉)、アーモンド、レーズン、アボカドです。食事は彩りよく腹八分にと昔から言われていますね。

年齢は肉体の衰えに正直なものです。それでも若々しい人、あるいは若く見える人がいらっしゃいます。多くの人々と接する中で、若々しい人たちにはある共通点があることに気づきました。

  • 好奇心、ワクワク楽しい事が好き
  • 世話好き、社会性がある
  • 趣味や仕事を続けている
  • こだわらない、しなやかさ

個性は色々ですが、勉強になる方は沢山いらっしゃいます。いつまでも若々しく元気に、過ごしていきたいものですね。

秋田はすっかり雪の季節です。寒さが続きますが、皆様ご自愛くださいませ。

 

(Posted by 松本幸子)